家で抹茶を飲む ~おうち抹茶のすゝめ④ 【和菓子編】

抹茶を家で飲むことに興味をお持ちの方へ向けたシリーズ第四弾。
前回は「ぜひ好きなお菓子と一緒に」という内容でしたが、
今回は「和菓子に興味が出てきた」そこのあなたへ向けて。
茶道の和菓子といえば”上生菓子”
和菓子は①生菓子②半生菓子③干菓子(ひがし)の3種類に分けられます。
ちなみに茶道では①主菓子(おもがし:生菓子と半生菓子のこと)、②干菓子に分類されます。
茶道の和菓子と聞いて多くの方がイメージするのは、
練りきりや上生菓子と呼ばれる季節の花などが形どられた和菓子です。
季節の流れを感じられる見た目の美しさに加えて、しっかりとした甘さで抹茶によく合います。
↑ちなみに練りきりは茶道でいうところの「主菓子」に分類されます。
せっかくなら抹茶と和菓子を楽しみたいと思ったら、
和菓子はどこに買いに行けばよいのでしょうか?
和菓子を買いたかったらとりあえずデパ地下に行ってみよう
どこで和菓子を買えば良いか分からなかったら、デパ地下の和菓子コーナーに行ってみてください。
和菓子屋の代表格である「とらや」さんか「たねや」さんがありますから。
時折「とらや」さんと「たねや」さんが仲良く隣同士でお店を構えているなんてこともあります。(日本橋高島屋とか阪急うめだとか)
どちらも羊羹や最中のお店として有名ですが、練りきりなどの上生菓子も販売しているんです。
羊羹が美味しいということは、
あんこが美味しいということ。
あんこが美味しいということは
上生菓子も絶対に美味しいということ。
初めての和菓子ショッピング、迷ったら「とらや」さんか「たねや」さんで間違いないです。
かくいう私もテーブル茶道を習い始めて初めて自分で買った和菓子はとらやさんのものでした。
どちらのお店の店員さんも接客スキルが大変高いので、どの和菓子を選べばよいか分からないときは直接相談しながら買い物することができます。
たとえば粒あんが苦手なのでこし餡のお菓子が買いたいんですけどどれを選べばよいですか?とかね。
もちろんデパ地下には他にも上生菓子や和菓子を扱うお店があるはずなので、そちらが気になったらそこで購入されても良いと思います。
新しいお店に入るのっていつでもワクワクしますね。
奥深き和菓子の世界、練り切り以外のおすすめ
先ほどの練り切り以外のものを試してみたい場合は、最中やどら焼きなんかもおススメです。
あんこの味に加えて最中やどら焼きの生地の味も楽しめるので、あんこだけの味が苦手という方にはトライしやすいと思います。
あんこだけのお菓子で、練りきりよりもサッパリしたものとしては羊羹も良いですね。
ぜひあなたの和菓子の世界を広げてみてくださいね。